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無垢材で建てる在来工法の家 | さいたま市T様邸
2019.8.03
上棟工事が行われている、埼玉県さいたま市のT様邸。
無添加計画が推奨する構造材は無垢材で、工法は伝統的な在来工法。
木材を層にして接着剤で固める集成材などの、いわゆる新建材と呼ばれるものは推奨しません。
新建材とは、主にプラスチックや接着剤等の石油製品を使用した建材のことで、工業化製品のひとつです。
新建材は、大量な住宅が必要となった1960年代の高度成長期=質より量が求められる時代に爆発的に普及しました。
そして、爆発的に普及した要因のひとつが安価だということ。
その、極端に安く建てて高く売ったら勝ち、という業界の風習的なものが、今も当たり前のように続いています。
今は、人口減少&低成長時代。
家づくりに関しては、極端な効率化を求める時代ではありません。
産業廃棄物となり、燃やすと有毒な煙を発生する新建材を使い続け、暑くて寒い家でエアコンをフル稼働させながら24時間換気をつける。
そんな家づくりや暮らし方を見直すべき時代ではないでしょうか。