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コンセントとスイッチ問題
2020.2.09
コンセントとスイッチ問題
コンセントやスイッチの配置、高さ、数。
日本で最初にコンセントの原型が登場したと言われる1920年以来、家づくりでの解決されない悩みのひとつです。
家電やスマホなどの進化にともない、必要なコンセントの数も増え、必要なコンセントの配置も増えています。
コンセントの位置で日常的に不便になりやすいのが、スマホやタブレットの充電。
充電器のコードが1.5~2mほどで、足に引っかからず邪魔にならない場所が。。。無いなぁ。。。となり、コンセント直下の床に置いておく。。。という方も多いはず。
そのために棚を買うのもなんだし、長いコードの充電器を買っても邪魔そうだし。
最近はスマホを挿して固定する置き型の充電器も無くて、コードだけだから棚からスルスル落ちていちいち拾わなきゃいけないし。
枕元に置くのは電磁波が怖いし、そもそもコンセントの口数が足らない。
これらのようなデバイス置き場問題が発生するので、最近の注文住宅ではスマホやタブレットを充電する場所をあらかじめ決めておき、充電専用のコンセントと置き場をつくることも多くあります。
そういう意味では、注文住宅はコンセントやスイッチの位置を自身の日常的行動にあわせて決めることができるので、メリットではあります。
注文住宅の配線確認とは?
平面図(間取り図)上では分かりづらいので、電気の配線工事が終わった段階で現場に立会い、ひとつひとつのスイッチやコンセントの高さや数を確認できるので、住んだ後のストレスは減るはずです。
↓電気配線後の現場
「この黒いボックス部分に、あそこのダウンライトをonoffするスイッチがつきます。高さや位置は問題ないですか?」というように、配線確認という打合せを無添加計画スタッフとオーナー様で行います。
しかしながら、平面図で確認し、現場で日常生活を想像しながら確認したとしても、入居後に100%の満足を得ていただくのは難しいうえ、「ダイソンのコードレス掃除機を買ったけど、充電器が邪魔だ」というような、新しく購入した電化製品問題が将来的に発生することもあります。
コンセントとスイッチの決め方
ありすぎても、逆になさすぎても困るコンセントやスイッチ。
現在、そして新居での朝起きてから夜寝るまでの日常生活をシミュレーションし、現状で考えうる将来を見据えてコンセントやスイッチの配置、高さ、数を決める。
そして、数多くのオーナー様の感想やお叱りをいただいてきた経験談を、プロである担当者に聞く。
コンセントやスイッチの一般的な配置や数を知るのも良いですが、住むのはご自身ですので、100%の満足は厳しいとしても、少しでも100%に近づけるように、一緒に考えましょう!