家づくりにおけるお金の不安を抱える人は多い

家づくりのお金の不安を解消!住宅ローンはいくら借りる?変動?固定?

結婚や出産を機に考え出す家づくり。

多くの人が30代前後で検討し始めるのですが、実はそのくらいの時期は出産や子育てなど家づくり以外にかかるお金も多く、ローンを組んでも本当に支払っていけるのか?不安になる方もいるでしょう。

家づくりをしたいけれど、お金の問題が不安で一歩踏み出せない…なんてことも。

 

ほとんどの方が、家づくりをする前にぶつかる「お金の問題」。

・住宅ローンっていくら借りたらいいの?

・住宅ローンを返済できるのか不安…

・住宅ローンって種類が沢山あるけれどどれがいいの?変動?固定?

など、悩みは尽きませんね。

 

そこで今回は、家づくりにまつわるお金の不安について解説。

少しでも不安を解消し、心から安心できる家づくりをしましょう。

 

住宅ローンはいくら借りる?借りられる?

家づくりのお金の不安を解消!住宅ローンはいくら借りる?変動?固定?

家づくりをするにあたってまず重要なのが住宅ローンのこと。

いくら借りるのかによって、予算も大きく異なってきます。

 

一般的に住宅ローンの借入金額の目安は、「年収の倍率」と言われており、最近では年収のおよそ7倍程度が平均とされています。

年収500万円の人であれば、3,500万円の家が買えるということです。

しかし、本当にこの金額を借りて無理なく返済することができるでしょうか?

【住宅ローンの借入金額「年収倍率」はあくまで目安!】

多くの不動産会社やハウスメーカーは、住宅ローンの借入金額は「年収倍率」を目安に話を進めていきます。

そこで多くの人は、「意外とたくさん借りられるんだな」と思うでしょう。

しかしこれは大きな落とし穴。

 

年収倍率というのはあくまでも”目安”にしかすぎません。

というのも、同じ年収の方でも暮らし方によって出ていくお金が違いますよね。

 

たとえば、

・子供がいて教育費がかかる

・旅行へ行くのが趣味

・親の介護に費用がかかる

・外食が好き

 

など、人によって入るお金は同じでも出ていくお金は異なります。

上記のように、お金がかかる趣味を持っている人とそうでない人、子育てや介護を必要とする家族がいる人とそうでない人とでは出費の差があり、預貯金も大きく変わるのです。

 

ですから一概に「年収倍率=住宅ローンの返済が可能な金額」というわけではありません。

「いくら借りられる?」というよりかは、「いくら借りるか?」ということを重視し、無理のない返済額を見極めるようにしましょう。

 

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【借入金額を決めるなら「家計の収支」を整理しよう】

年収倍率はあくまで目安とするのなら、どうやって返済金額を決めたら良いのでしょうか?

無理のない借入金額を決めるには、まず、家計の収支を整理しましょう。

 

・給与所得

・食費や生活費

・教育費

・光熱費

・交際費

・保険費用

・現在の住宅費(賃貸料金もしくは住宅ローン返済費用)

 

など、現在の家計の収支をきちんと整理し、支払い能力がどれだけあるか?を分析します。

基本は、今の生活を変えずとも暮らしていけるような金額設定にすること。

生活に無理が生じると、それだけでストレスですよね。

 

ローンを支払うことで生活が困窮してしまうなんて本末転倒です。

好きな趣味を我慢したり、行きたい旅行にも行かずに質素な暮らしをしたり…そんな無理のある生活を続けていくと、必ずいつかシワ寄せが来ます。

「借りられる額」ではなく「無理なく借りる額」を見極めてください。

 

住宅ローンをきちんと返済できるか不安…

家づくりのお金の不安を解消!住宅ローンはいくら借りる?変動?固定?

住宅ローンの借入金額だけでなく、きちんと返済していけるのかどうか?という点も不安の1つですよね。

借入金額に加え、返済期間もよく検討し、無理のないプランを選びましょう。

【ライフプランニングで将来のことを考えよう】

これから何十年の間、無理なくローンの返済ができるようにするためには、ライフプランニングをすることが必要です。

 

ライフプランニングとは、5年先、10年先、20年先…と将来的な人生設計のこと。

たとえば、

・もう1人子供が欲しい

・子供を私立中学に進学させたい

・車の買い替え時期が訪れる予定

・子育てがひと段落する頃に妻が仕事復帰をする予定

など。

 

これらのことを先ほど整理した家計の収支と共に見ることで、より具体的なシミュレーションをすることができます。

 

見定めた借入金額で、将来的に家計が破綻することがないかどうかをチェックします。

特に住宅資金とあわせて大きな出費となる「教育資金」「老後の資金」については、しっかり盛り込んでいくことが必要でしょう。

 

【ライフプランニングは専門家に相談しよう】

最近は、ライフプランニングから資金計画案を提示してくれるハウスメーカーや不動産会社も増えています。保険会社などでもやってもらえることがありますよね。

もちろん住宅ローンは自己分析だけでは不安が残るので、専門家のアドバイスをもらうことは大切です。

 

ただし、その判断が公正であるかどうかがポイント。

というのも、保険会社にしても不動産会社にしても、自分たちにとって不利になるような情報は提示しないからです。

 

たとえばライフプランニングの結果、この土地で家づくりをするのは無理かもしれないな…と内心思っていても、それを正直にNGを出すことができない側面もあるからです。

これでは家を建てる側としては、安心して住宅ローンを組むことができませんね。

そんなときはいくつか相談会に参加してみたり、本当に信頼できる専門家にお願いしたりしてライフプランニングによる資金計画の公正さを見極めてみましょう。

 

【ライフプランニングは定期的に見直しをしよう】

ライフプランニングは1度立てたら終わりではありません。

生活を続けていくうちに、当初立てたプランとは異なる部分も出てくるからです。

 

たとえば、子供の人数、転職や進学先などによっては収支が大幅に変わってくることがありますよね。

状況が大きく変われば返済可能額も変わります。

ですから、ライフプランニングや住宅ローンの返済プランの見直しは必須です。

定期的な見直しの相談にものってくれるような、そんな信頼関係を施工会社と築き上げられると安心感が増しますよ。

住宅ローンは変動金利型?固定金利型?

家づくりのお金の不安を解消!住宅ローンはいくら借りる?変動?固定?

住宅ローンの疑問の多くに、変動金利型がいいか、固定金利型がいいか?というものがあります。

一体どちらを選べば良いのでしょうか?

 

国土交通省のデータによると(※)令和元年度末の時点では、変動金利型が最も多く60.5%、固定金利期間選択型が26.6%、全期間固定金利型は3.8%となっており、変動金利型の方が固定金利型に比べてここ数年は人気が高いことがわかります。

 

変動金利型が人気な理由は、住宅ローンの金利の低さ。

現在は非常に金利が低いため、変動型の方が元本をより早く減らすことができると考える人が多いようです。

一方、心配なのが将来的な金利の上昇ですね。

これは誰にも予測ができないことですから、悩みどころではありますよね。

金利が上がれば、返済負担も大きくなり、家計への影響は免れません。

悩んだときは以下のポイントを参考に、銀行や不動産会社の担当者と相談しながら、ベストな借入プランを検討してみましょう。

 

※国土交通省HP「令和2年度民間住宅ローンの実態に関する調査」より

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001394336.pdf

 

【変動金利型住宅ローンがおすすめな人】

■変動金利型のメリット

・借り入れ後に市場金利が低くなると金利負担や総返済額は減る

・効率よく返済できる

・そもそも適用金利の水準が低い

 

■変動金利型のデメリット

・金利が上昇すれば金利負担や総返済額も増える

・将来の返済額が確定せず不安…

・長期的な返済計画が立てにくい

・市場金利が上昇すると、未払い利息が発生することがある

 

変動金利型がおすすめなのは、やはり預貯金に余裕がある人。

住宅ローンの金利が上昇したときにも十分対応できる人におすすめです。

ある程度年収があり、今後も右肩上がりに収入が増えることが見込める業種に就いている方ならば、変動金利型の方が効率よく返済ができるかもしれませんね。

 

また、元々住宅ローンの借入額が少ない、返済期間が短いという人にもおすすめです。

金額が少なく返済期間が短ければ、それだけ金利上昇のリスクが低いため、金利の変動の影響を最小限に抑えることができるからです。

 

【固定金利型住宅ローンがおすすめな人】

■全期間固定金利型のメリット

・借入時から完済金額が分かる

・将来設計しやすい

・市場金利が上昇しても影響を受けない

 

■全期間固定金利型のデメリット

・適用金利の水準が高い

・借入時よりも低金利になったとしても高い金利のまま借りることになる

(借り換えなど検討しなければならない)

 

固定金利型の場合、将来設計が立てやすいので「金利が上がってしまわないか心配」という方におすすめです。

借入時からすでに住宅ローンの返済額が決まっており、金利の上昇に左右されないと言う安心感があります。

また、自営業など収入が定まらない方にもおすすめです。

無理なく返済プランを立てることができますよ。

 

ただし、全期間固定金利型の場合は、そもそもの金利が高く設定されていることが多いため、元本が減らず効率が悪いと感じることもあります。

金利が借入時より低くなった場合は、定期的にプランを見直し、借り換えを検討するなどして効率のよい返済を考えましょう。

住宅ローンは無理なく返済することが最優先

家づくりのお金の不安を解消!住宅ローンはいくら借りる?変動?固定?

住宅ローンの借入額や返済プランを考える際は、どれだけたくさん借りられるかを考えるよりも、無理なく返済できるかどうか?という点に重きを置くことが大切なことです。

 

なぜなら、家づくりそのものがゴールではないから。

理想の家を建てた後は、そこから暮らしが始まります。

住宅ローンの返済が苦しく、日々の生活を我慢しなければならないようでは本当の幸せとは言えませんよね。

家づくりのお金の不安は、将来を見据えながら細かな部分まで資金計画を立て、より現実に近しいシミュレーションを行うようにしましょう。

 

私たち無添加計画でも、今回ご紹介したようなライフプランニングから始まる資金計画をご提案しています。

私たちもハウスメーカーではありますが、純粋に第三者としての目線を大切にし、ライフプランニングを実施しています。

ときにはライフプランニングをした結果、「今は買わない方がいい」「弊社での家づくりは難しい」という判断になることもあります。

しかし、このような真実を正直にお客様へお伝えすることが、信頼関係を築くうえで最も大切なことだと思っています。

実際に、数年後に改めてご相談していただき、購入に至ったというケースもあるんですよ。

 

私たちが目指すのは、このような中立の立場での家づくりパートナーです。

家を建てて終わりというお付き合いではなく、その後もライフプランニングや住宅ローンの借り換えについてのご相談などにも気軽にしていただけるような関係性が私たちの理想です。

親から子、子から孫、そしてその先の未来まで、安心して家族みんなが過ごせるような家づくりをぜひ私たちと一緒にしていきませんか?

 

住宅ローンをはじめとする家づくりの疑問やお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。