BLOG
スタッフブログ
NEW
漆喰 | 瑞穂市K様邸
2019.12.22
漆喰の塗り壁準備中の愛知県瑞穂市K様邸です。
壁の下地となる石膏ボード(黄色い壁)の施工が完了し、漆喰の粉が並べられています。
無添加計画が推奨しているのは、自然素材100%のスペイン漆喰。
モルセムダーという商品名の漆喰で、pH13の強アルカリ性です。
カビやダニが生息できる pH 値は 1~11 までと言われているので、この漆喰の強アルカリ性には優れた殺菌作用があることがわかります。
土蔵で保管した古文書などがいつまでも保存状態がよいのは、この殺菌効果によるものです。
自然素材の漆喰はビニールクロスとは違い、静電気を帯びない性質を持っているので、掃除機などの埃の吹き上げを寄せつけません。
漆喰は年数が経つほど硬化が進み、100年後に石に還るほど硬くなると言われています。
なので、皆さんが思うほどポロポロ落ちたり、ちょっとでもこすると服についちゃう、というようなことはありません。
よく耳にするのが「掃除機が勢いよくぶつかって漆喰の角が欠けちゃった」というお話し。
その場合も、建物お引渡し時などに差し上げる補修キットと漆喰の粉を使えば、誰でも簡単に補修できます。
差し上げる際に手順のレクチャーもいたしますが、とても簡単です。
漆喰の壁や無垢の床はお手入れが大変そう、というご不安を耳にすることがありますが、掃除の方法や、困ったときにどうすればいいかを知っていれば、皆さんが思っているほど大変ではありません。
自然素材や無垢材は、ちょっとした手間をデメリットとするならば、健康、耐久性、触り心地、風合いなどなど、メリットのほうがはるかに大きいと考え、推奨しています。
弊社がビニールクロスを使わない理由と、漆喰の塗り壁についての詳細はこちら↓
https://www.re-trust.com/housing/material/structure/stucco/