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抗ウイルスリフォーム

新型コロナウイルスについて

 

2020年4月7日時点で新型コロナウイルスについて分かっている事は、RNA型エンベロープウイルスである事です。

エンベロープウイルスはタンパク質の膜に覆われており、その膜を破壊するアルコール消毒が有効と考えられています。

またpH2以下、12以上では不活化されると考えられています。

新型コロナウイルスと構造が似ているノロウイルスのエビデンスから、pH12以上の漆喰は不活化の可能性があることが考えられます。

また、記憶に新しいSARSやMERSなどのように、新型コロナウイルスが終焉したとしても、今後新たなウイルス感染症が発生する可能性もあります。

そこで、無添加計画では将来を見据えたウイルス対策である「抗ウイルスリフォーム」を提案しています。

 



ウイルスを吸着し増殖を抑制する漆喰

 

漆喰の主成分である消石灰=水酸化カルシウムの持つ抗菌機能により、壁に付着した菌やインフルエンザウイルスの生育・増殖を抑制します。

 

■抗菌メカニズムイメージ

①ウイルスや菌が塗膜に付着
②消石灰=水酸化カルシウムの持つ性質により、ウイルスの感染力を低減させます。

 

 

ウイルス不活化検証実験

 

 

 

■高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルス感染価測定結果

※本塗膜はウイルス増殖抑制機能を有しますが、感染予防を保証するものではありません。

 

 

 

なぜウイルスの機能が消失するのか?

 

ウイルスはタンパク質と核酸で構成され、生物の細胞に吸着して複製→増殖し、咳・くしゃみによる飛まつ中や、吐しゃ物など水分とともに存在します。

ウイルスが漆喰の多孔質な表面に付着すると、水分の浸入により消石灰の溶出がおきて、飛まつがアルカリ性になります。

これによりウイルス中のタンパク質や核酸が変性されて複製や増殖の機能を失います。

 



無垢材の抗菌作用

 

無添加計画では、床のフローリングはもちろん、柱や梁などの構造材、屋根の下地材、造作棚など、木材を使うあらゆる部分に無垢材を使用することを推奨しています。

無垢材からは、抗菌・鎮静などの効果があるフィトンチッドという匂い成分がでており、健康でいられる室内空気をつくる役割を果たしています。

 

 

スギ材やヒノキ材に接触するとウイルスが減少

平成28年度「奈良の木で健康になる」実証事業による検証で、スギ材やヒノキ材に接触するとインフルエンザウイルスが減少することが明らかになりました。

平成28年度「奈良の木で健康になる」実証事業資料より抜粋

抗ウイルス活性値とは、数値が高ければ高いほどインフルエンザウイルスの不活化に効果があることを示すものです。

つまり、壁、床、手すりなどの人の手が触れる場所にヒノキ材を使用すると、ウイルスの感染拡大を抑制できる可能性があるということです。

 


※新型コロナウイルスについては現時点で疫学的に詳細もわかっておらず、エビデンスもない為、漆喰や無垢材による作用が必ずしも有効では無い可能性もあります。


 


漆喰と無垢材で抗ウイルスリフォームを

心地良く、古くから認められてきた漆喰や無垢材などの素材が、細菌やウイルスの繁殖しにくい環境を作り、計算された快適な温熱環境が身体への負担を軽減させ、基礎体温を安定的に上昇させることにより免疫力を向上させる。

そんな家を無添加計画は造りつづけています。

そして、今回の新型コロナウイルスによって、子どもは各種学校等の休校休園、大人はテレワークや在宅勤務へのシフトにより、家族が家で過ごす時間が増える中、「1ヶ月できる限り外出せず過ごして下さい」と言われた時に、少しでもストレスを減らしながら生活できる。

そんな家を無添加計画はご提案しています。

リビングだけ、子どもの部屋だけ、おばあちゃんの部屋だけなど、ご予算に合わせた抗ウイルスリフォームも可能です。

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広報のヨネ

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