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吹き抜けと断熱性能 | 小山市T様邸
2020.4.02
吹き抜けなどを工事中の栃木県小山市T様邸です。
T様邸の吹き抜けは、南側に面した6帖大の大きな吹き抜け。
大きな吹き抜けは注文住宅において憧れのひとつですが、場合によってはデメリットになることもあります。
そのひとつが、冷暖房効率です。
断熱性能が低いと、冬は冷気が上から降りてきて1階に溜まり、夏は暑い空気が上にあがり2階に溜まるので、吹き抜けがあると冷暖房の効率が極めて悪くなることがあります。
逆に、家全体の断熱性能が高ければ、1階と2階の室温差が年間を通じて少なくなります。
そして、断熱性能が高ければ、
・冬は1階の暖房器具から出る暖かい空気を、吹き抜けを通じて2階へ
・夏は2階の冷房器具から出る冷たい空気が、吹き抜けを通じて1階へ
というように、家全体を効率よく冷暖房することも可能です。
間取りのつくり方にもよりますが、吹き抜けにエアコンなどの冷暖房器具を設置し、家全体の冷暖房をエアコン一台でまかなう、ということも可能です。
実際、無添加計画の家にお住まいのオーナー様には、エアコン1台で家全体の冷暖房をまかないながら生活されている方も多くおられます。
また、断熱性能や気密性能が低いと、冬は廊下・トイレ・浴室などが凍えるような寒さになり、ヒートショックによる脳梗塞、心筋梗塞などのリスクがあがります。
さらに、断熱性能が低いと窓や壁の中に結露が起きやすくなり、カビやダニが発生し、アトピーやアレルギーの原因になる場合もあります。
壁の中の結露は、柱などの構造材を腐らせる原因にもなります。
永く快適に、健康に暮らしていける家をつくるためには、断熱性能の高さは欠かすことのできない要因のひとつです。
無添加計画が推奨する住宅は、年間を通して室内を適切な湿度に保ち、ウイルスを不活化する可能性がある。
無添加計画では今回の新型コロナウイルスの流行とは関係なく、一貫して健康住宅の提供を続けています。