以前は賃貸住宅で暮らしていたのですが、子どもが大きくなってきて手狭になったのと、両親との同居を考えて二世帯住宅づくりを検討していました。ナチュラルテイストの家が好きで、やんちゃ盛りの息子を健康的な住まいで育てたいと思い、色々探し始めたのが家造りのきっかけでした。

最初、無添加計画さんはインターネットの検索で見つけました。ホームページを見て、見学会への参加を予約したのですが、その会場が両親の住んでいた家のすぐ隣で、思わず運命を感じたんです。会場でお話しを聞いたのが、のちの担当になる瀬野さんでした。ガツガツ営業もされず、家づくりのことを一つ一つ丁寧に教えてくれて「この人なら」と信頼できました。その後、家族みんなで見学会に参加して、全員が無添加計画さんで納得。住宅にかかる費用についても、収支のバランスを考えた資金計画から、身の丈に合った予算を設定してもらいました。周囲の友人から「家づくりはどんどん予算が跳ね上がっていく」と聞いていたのですが、初期の予算から膨らむこともなく安心でした。

エクステリアは無添加計画さんから提案されたスケッチが気に入ったので、ほとんど変更せずにデザインを決定しましたね。玄関へのアプローチはコーディネーターの方がトータルにデザインしたものなんです。
玄関は、動線と使いやすさを考えて土間続きで親の部屋とつながり、土間壁面を大容量のシューズクロークとして使えるので、使い勝手もいいですね。

ＬＤＫでこだわったのは、ペンダントライトやキッチン回りです。中でもキッチン回りは広めに設計していて、女性2人が一緒に立って作業をしても、ゆとりある広さです。これは設計士の富谷さんが提案してくれたんですが、本当に使い勝手がいいですね。そして対面キッチンは母のこだわりでした。カップボードやテレビボードも造作で対応してくれたので、家具を買い足す必要がなく、壁にピッタリのサイズだから室内をすっきり見せられますね。 2階にあるホールはセカンドリビングのイメージで、富谷さんから「絶対にあった方がいいですよ」と提案されたんです。実際、1階にお客様が来ていたら、他の家族がいる場所があって重宝しています。ホール上部にはロフトもあって収納もバッチリですし。

断熱性能の高さを肌で実感しています。まず、結露がない。以前では考えられないことでした。外から帰ってくると、誰もいなくてもホンノリ温かい。訪れた人はみんな「床暖房が入っているの？」と言ってくれるので（もちろん入っていませんが）、その度「いい家ができた」と嬉しくなりますね。夏はエアコン一台で十分快適に過ごせたし、漆喰の消臭効果はトイレで実感してます。ホントに匂いが気になりません。洗濯物は室内でもよく乾きますし、ＬＤＫにみんがいると会話が弾んでなかなか寝なくなりました（笑）。富谷さんの「見た目よりも暮らしやすさをしっかり考えましょう」という言葉を今になって実感しています。本当に心地よい住まいです。