入居する3年ぐらい前からずっと家が欲しいと思っていて、住宅展示場でハウスメーカーを中心に見ていました。でも、みんな同じような家づくりで面白味がないんですよね。どうしようかと考えていたとき、無添加計画さんが主宰するセミナーに参加する機会があったんです。そのセミナーで、自分たちがもっていた住まいへの考え方が大きく変わり、建てるなら「無添加計画計画の家」づくりがいいと思いました。最初は無添加計画さんの店舗に突然訪問したのですが、スタッフの方が親身に対応してくれて安心ができましたね。

「どんな家がつくれるのか？どんなメリットがあるのか？」などの質問に丁寧に応えてくれたのもよかったです。その後、オーナー宅をまわるバスツアーに参加して心は決まりました。木の床の気持ちよさ、漆喰の優しい質感は、何物にも代えがたい魅力でした。

まずは土地探しをお願いしました。決めた土地は夫婦の実家の間に位置する、駅からほど近い細長い形状でした。変形地の中で、いかにゆとりをつくるかがポイントだったと思います。プランニングの要望としては、奥さんが趣味で集めた食器を飾れるようにすること。以前の住まいでは狭くてできなかったんです。それと、タイルやガラスブロックを使う事など、さまざまですね。対面での打ち合わせに加え、メールや電話でのやり取りもまめにしてくれたので、安心してお任せできました。
「リビングにピアノを置きたい」とお願いしたら、該当の床を重点的に補強してくれたし、吹き抜けとシーリングファンのとりあいを調整してくれたりと、細かいところもいろいろやっていただきましたね。

外観は、2つの屋根を重ねたようなデザインの切り妻屋根がお気に入りです。ウッドデッキが欲しいと伝えると、土地の形状に合わせてうまく設計してくれました。これから自分たちで庭をつくっていくのが楽しみです。
「玄関にはとにかく収納がほしい」とオーダーすると、大容量のクロークを提案してもらえました。これが便利で、家族用と来客用で動線を分けることができるんです。クローク内にコートもかけることができるので、わざわざ部屋まで厚着していく必要がないのがいいですね。靴や子どもの遊び道具もたっぷり入るし、シューズクローク、和室、LDKと3方向につながっていることもポイントです。

キッチンのカウンター収納はギャラリー風にして、訪れた人たちに視覚的に楽しんでもらえるようにしました。ダイニングの頭上はロフトまで吹き抜けて、1階からロフトまでの空気をシーリングファンで循環するようになっています。キッチンはタイルを壁面に貼って、収納も木製のものを使用しました。
室内の木の感じをバスルームにも欲しかったので、ヒバ材を壁に張ってハーフユニットバスにしてもらいました。お湯をはると木が蒸らされていい香りがするんです。
2階は、主寝室以外はオープンに使用しています。子どもたちが大きくなったら各部屋に区切るようにする予定です。
洗濯動線を考えて、バルコニーのある2階に洗濯機を置いてもらいました。
ロフトは収納を兼ねた私（ご主人）のこもり部屋です。座卓をおいて、リラックスしながら趣味を楽しめるようにしました。吹き抜けで1階までつながっているので、家族の声が聞こえて安心ですね。

文句なしですね。
以前の住まいではよく起こっていた結露がしないことに驚きました。エアコンもそこまで使わなくても、夏は涼しく、冬は快適に過ごせます。寝起きも違うし、空気がきれいな感じがします。窓を閉め切っていても、空気がよどんでいる感じがしませんね。
お気に入りは、ヒバ材を張ったハーフユニットバスです。室内の無垢材からの視覚的にも統一感があるし、ゆっくりとバスタイムを楽しめます。