2024.1.30. TUE
性能向上リフォーム ~オンラインカタログ~ web版
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性能向上リフォームとは?
性能向上リフォームとは、住宅の断熱・気密性能など、住宅そのものの「性能」を向上させるリフォームのことです。
現在、日本で多く行われているリフォームは、壁・天井・床の貼替、キッチン・浴室等の水回り交換、外壁の塗装など。これらのリフォームは見た目をキレイにしたり、最新設備を取り入れることで、生活を豊かにしてくれます。
しかし、断熱・気密性能は低いままなので、夏暑く冬寒い家であることに変わりありません。
夏の2階のうだるような暑さ、冬の廊下・トイレ・洗面所などの凍えるような寒さはリフォーム前と同じです。
夏暑く冬寒い家を、夏涼しく冬暖かい家にすることにより、温度による快適さの向上だけでなく、カビの発生の防止や、ヒートショックの確率を抑えるなど、家族の健康を保つことにもつながります。
築年数が経過した住宅でも断熱・気密性能などを向上させることで、これから20年30年と快適に暮らし続けることが可能です。
永く豊かに暮らすために
先進国の住宅寿命はアメリカで約67年、イギリスでは約81年と言われています。
対する日本は約37年。
住宅寿命の長い先進国の住宅に共通しているのが、断熱性能aが高いこと、そして、長持ちしない建材を使わないことです。
水回り設備などの目に見える部分を改善するとともに、もしくはその前に、住宅の「性能」を改善し、より永く豊かな暮らしが出来るリフォーム・リノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。
戸建てもマンションも、一部屋だけでも
性能向上リフォームは、戸建て・マンション問わず施工することが可能です。
戸建ての場合は、気流止め施工や断熱材の入れ替え、窓の交換だけでなく、布基礎からベタ基礎への変更など、耐震性能の向上などを目的とした基礎のリフォームも可能です。
また、「リビングだけでも涼しく暖かくしたい」など、一部屋だけ断熱性能を向上させるリフォームも可能です。
マンションの場合は、窓やドアは共有部分=撤去不可の場合が多いので、内窓の設置を基本とし、必要に応じて断熱材を施工します。
マンションは、最上階や角部屋でない限り、上下左右が部屋で囲まれているので、戸建てほど外気の影響を受けることがなく、内窓の設置だけで十分な場合も多くあります。
すべてをワンストップで
築年数が古いご自宅であれば、リフォームするのか建替えたほうが良いのか、悩まれることも多いでしょう。
弊社では、新築・リフォーム・建替えのすべてを比較検討いただけるだけでなく、ファイナンシャルプランナーによる資金計画、土地探しや中古物件などの不動産購入などもお任せいただけます。
また、空き家の増加に端を発した、コストを抑えてマイホームを取得し、自分好みにフルリノベーションする「中古購入+リノベーション」もご提案しています。
新築・リフォーム・資金計画・不動産売買、これらすべてができるからこそ、お客様一人一人、それぞれの夢と現実を踏まえ、進むべき住まいの道をご提案させていただく。それを弊社の強みの一つとして、高品質なワンストップサービスをご提供しております。
性能向上リフォーム
断熱材のリフォーム
熱の侵入と放出を防ぐ
断熱材のリフォームとは、お住まいの家の断熱材を入れ替え、もしくは新たに断熱材を施工し、冬暖かく夏涼しい家に生まれ変わらせるリフォームのことです。
断熱材の施工は主に下記の部分となります。
- 壁の中:内断熱
- 壁の外:外断熱
- 床 下:床断熱、または基礎断熱
- 屋 根:屋根なりに断熱、または天井裏に断熱
プロでも間違える選択
Quiz
長袖と半ズボンの人が冬の時期、寒がっていたとします。寒さをしのぐためには、あなたならどちらを選びますか?
Answer
寒いのであれば、まずは長ズボンを履かせると思います。
そして、それでも寒ければ次にダウンジャケットを着る、という順番となります。
これを住宅に置き換えると、
A:ダウンジャケットを着る=断熱材リフォーム
B:長ズボンを履く=窓の断熱リフォーム
となります。
つまり、それなりの断熱材の効果がある家に、さらに断熱材を追加して、本来であれば優先順位の高い窓の断熱化をしない、ということと同じです。これでは家の中は寒いままなので、リフォームをした意味がほとんどありません。
これは施工者側も間違えやすい問題で、涼しく暖かい家にする=断熱材を増やす、と単純に考え、お客様に提案してしまうことも多々あります。
無添加建築設計では、どの部分にどの程度の、どんな施工をすれば涼しく暖かい家になるのか、優先順位の高さを考慮したご提案をしています。
気流止めリフォーム
壁内の空気の流れを止める
気流止めとは、簡単に言うと「壁の中の空気の流れを止めること」です。
一般的な在来工法で建てられた木造住宅の多くは、壁・床・天井が接する部分や断熱材の継ぎ目など、あらゆる箇所の隙間が空気の通り道となり、断熱材の効果が激減したり、床下の湿った空気が壁の中で結露を発生させ、柱や土台を腐らせたりします。
冬、暖房器を使っても足元は冷たく頭上が温かいという不快な状態や、夏、2階が小屋裏のような暑さになり、エアコンを切るとすぐに寝苦しい暑さに戻ってしまう。このような状態を解消するため、隙間を遮断し、壁の中の空気の流れを止めることを気流止めと言います。
窓のリフォーム
温度の出入りが激しい
冬の暖房時、58%の熱が奪われ、夏の冷房時は71%もの熱が入ってくると言われる窓。
窓をリフォームすることで、住宅で温度の出入りが一番激しいと言われる窓の断熱性や気密性を向上させ、快適な室温を保つとともに結露の抑制を期待することができます。
しかし、お住まいの住宅の状態に合った最適な方法を見極める事が大切で、場合によっては窓のリフォームだけでは満足な結果=夏涼しく冬暖かい家が実現できないかもしれません。
窓のリフォームよりも、気流止めを優先したほうが良い場合もあります。
無添加建築設計では、窓だけでなく、気流止めや断熱材など、住宅全体を総合的に鑑み、どの部分にどの程度の、どんな施工をすれば涼しく暖かい家になるのか、優先順位の高さを考慮したご提案をしています。
推奨リフォーム
自然素材リフォーム
心と体が安らぐ
人間は、生まれてから数年の間は非常に弱く害を受けやすい状態です。
また、人生100年と言われている現在、人生の折り返しを過ぎると年々免疫力も低下して行きます。
住宅は、身を休める場所であるべきなのに、家に帰ってくると寒くて暑い、化学物質だらけの空間に身を置き、休まるどころか病気にもなりかねないのでは、本来の住宅としての役割を果たしているとは言えません。
無添加建築設計では、厳選した素材のみを使用する自然素材リフォームと、寒い家を暖かく、暑い家を涼しく生まれ変わらせる断熱リフォームで、永く安心安全に住まえるリフォームをご提案しています。
耐震診断とリフォーム
根拠のある耐震方法を検討
外壁(屋根)塗装や耐震リフォーム、太陽光発電、シロアリ駆除を提案する業者の中には悪質なものも多く、過剰な請求をされたり、やっていない工事の請求をされたりするケースもよく聞きます。
床下の無料点検と偽り、持ち込んだシロアリを撒いて写真を撮り「ここにシロアリがいます」と家主を脅し駆除費用を請求したり、「屋根瓦が割れているので雨漏りしますよ」と言って屋根に上り、割れていない瓦をこっそり踏みつけて割り、修繕費用を請求されたりすることもあります。
耐震リフォームの場合、必要以上の耐震金物を計上し、高額な見積りを提示されることもあります。
このような被害にあわないためにも、各住宅に合った根拠のある耐震方法を検討すると同時に、出来る限り信頼できる業者に依頼することが重要です。
パッシブエネルギー活用
自然の恵みを有効利用
無添加建築設計では、太陽光発電や太陽熱温水器などのパッシブエネルギー活用とともに、高効率給湯器などの省エネ機器を導入するリフォームも推奨しています。
また、太陽光発電と併せた蓄電池や耐震補強などの災害時対策はもちろん、普段の生活も自然素材に包まれた温度ムラの無い心地よい空間で暮らせる、トータルリフォームをご提案しています。
リフォーム無料現地調査
- 暑くて寒い家をどうにかしたい
- キッチンや水回り設備を新しくしたい
- 外の騒音をシャットアウトしたい
- 間取りを変えて住みやすくしたい
- 和室を洋室に変えたい、など…
ご希望のリフォームはご家庭により様々ですが、築年数・工法・間取り・現状の設備の状態なども、各ご家庭で様々です。
したがって、どんなリフォームをするとしても、プロによる現状の把握が必要となります。現状を把握しないと、お見積りを提示することもできません。
例えば、「壁を壊して隣の部屋とつなげたい」という場合、壁の中に構造強度上、どうしても撤去できない柱があると、ご希望通りのリフォームができないかもしれません。
弊社では、ご希望のリフォームをお聞かせいただくと同時に、ご自宅の現状を把握する現地調査を無料で実施しております。現地調査後の、ご希望のリフォーム内容に沿ったお見積りも無料です。お気軽にお申し付けください。
一戸建てリフォーム実例1
🏠構造
築29年(昭和58年築)、木造2階建て、トタンサイディング、トタン瓦棒葺
<リフォーム・リノベーション内容>
🛠️外壁
EPSボード施工、遮熱塗装
🛠️屋根
遮熱塗装
🛠️断熱
床下と小屋裏の断熱気流止め施工
アルミサッシ→樹脂サッシに全て交換。
🛠️改装
1階部分は和室洋室を大きいリビングダイニングに変更
2階部分は6帖2間をつなげ10.5帖&WIC3帖を造作
浴室を在来タイルからユニットバスへ変更
キッチンを新規にI型対面式に変更
洗面化粧台を造作、トイレ交換
床をパイン無垢材に張り替え、壁と天井に漆喰を施工
【オーナー様の声】
昔は隙間風がひどく、底冷えがして暖房なしではいられなかったのに、真冬の寒い時でもオイルヒーター1台で十分暖かいですね。
夏は、エアコンが嫌いなのであまりつけませんが、扇風機で十分快適です。光熱費が抑えられて助かるし、子どもも健やかに生活が出来るのでうれしいですね。
一戸建てリフォーム実例2
🏠構造
築29年(昭和59年築)、木造2階建て、スチールサイディング、瓦葺
<リフォーム・リノベーション内容>
🛠️外壁
EPSボード、遮熱塗装
🛠️断熱
床下と小屋裏の断熱気流止め施工
壁内にセルローズファイバー充填
アルミサッシ→樹脂サッシに全て交換
🛠️屋根
陶器瓦の葺き替え
🛠️改装
1階部分はキッチン部に玄関を移設、既存玄関と応接室を一間に
2階部分は主寝室と6帖が2間取れるよう改装
浴室を在来タイルからユニットバスへ変更
キッチン・洗面台・トイレを新規に変更
床と天井を無垢杉材に張り替え、壁と天井に漆喰を施工
【オーナー様の声】
肌寒い10月末から、毎朝6時位に室温と外気温を図ってみると、1か月の平均が20℃強と暖かかったんです。暖房も必要無くて、以前の寒さがウソのようですね。
以前は、外と同じくらい寒かったので、暖房を掛けているダイニングに皆が集まり、広い応接室が使われていない状態でした。
今はどこの部屋に行っても暖かく、広いリビングに集まり楽しい時間を過ごしています。
一戸建てリフォーム実例3
🏠構造
築15年(平成9年築)、木造2階建て、モルタル、コロニアル
<リフォーム・リノベーション内容>
🛠️外壁
遮熱塗装
🛠️屋根
遮熱塗装
🛠️断熱
床下と小屋裏の断熱気流止め施工
サッシの新規交換と2重サッシの施工
🛠️改装
1階部分の間取り変更=玄関位置変更・増築による和室造作
2階部分の内装変更
浴室を在来タイルからユニットバスへ変更
キッチンをL型からI型対面キッチンへ変更
洗面化粧台を造作、トイレ交換
床をパイン無垢材に張り替え、壁と天井に漆喰を施工
【オーナー様の声】
夏の過ごし易さにびっくりしてます。2階の暑さがウソの様になくなり、暑くていられないということが無くなりました。夜エアコンのタイマーが切れると暑くて起きていたのが、エアコンが切れても朝までぐっすり眠れるようになりました。
冬は、底冷えがなく、スリッパを履かなくても大丈夫ですね。結露も全く出なくなり、暖房を延々とかけ続けることが無くなり寛げる住まいになりました。
マンションリフォーム実例
古民家リフォーム実例
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