観葉植物のある暮らしはメリットがいっぱい

観葉植物のある暮らし5つのメリットと飾る際の注意点とは?初心者向けおすすめアイテムもご紹介

最近では、インテリアの1つとして室内に観葉植物を置く家庭が増えていますよね。

観葉植物とは「植物の葉の色、形、模様などを見て楽しむもの」と言われており、ほとんどが室内でも育つように耐陰性のあるものなんだそうです。

 

お部屋にちょっとした自然があることは、心や目に癒しを与え、景観の美しさを与えてくれるでしょう。

そしてこの観葉植物は、インテリアとしての役割だけでなくほかにも様々な飾るメリットがあることをご存知でしょうか。

今回は、観葉植物を室内に置くメリットや注意点に加え、初心者の方でもチャレンジしやすいおすすめアイテムについてご紹介します。

観葉植物を置く5つのメリットとは?

観葉植物のある暮らし5つのメリットと飾る際の注意点とは?初心者向けおすすめアイテムもご紹介

観葉植物が室内にあるだけで、お部屋にメリハリが生まれますよね。SNSなどで見かけるおしゃれなお家には必ずと言ってもいいほどある観葉植物。実際はどんなメリットがあるのでしょうか、代表的なものを5つご紹介します。

 

メリット①インテリアのひとつとして楽しめる

観葉植物があると、それだけでお部屋がとてもおしゃれで美しくなりますよね。

観葉植物というのはどんなテイストのお部屋でもマッチするので、ほかの家具などインテリアの邪魔にならないのも魅力の一つ。

ちなみに風水だと「生命力の象徴」とされるため、家の中を活気づけてくれる効果もあるんですよ。

シンプルなインテリアが好きだけれど、何となく殺風景だな…と感じる場合は、観葉植物をワンポイントとして取り入れてみましょう。

メリット②空気がキレイになる

観葉植物は、フェイクグリーンとは異なり「生きている植物」です。

二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すという“呼吸”をします。

この呼吸をするときに、二酸化炭素と一緒にお部屋の中の有害物質を吸ってくれるため、お部屋の空気がいつもキレイな状態に保たれるんです。

 

室内の空気に含まれる「有害物質」には、人体に非常に有害なホルムアルデヒドやトルエンなどといったシックハウス症候群の原因となる物質があります。

これらは家を建てるときに使われる材料だけでなく、家具などからも発生するため、知らず知らずのうちに家の中の空気が汚染されていることもあるのです。

 

観葉植物ならば、これらを吸って根っこから排出し、微生物に分解してもらえるので、空気の清浄化を図ることができるんですよ。

まさに「天然の空気清浄機」というわけですね。

 

空気の清浄化効果が高い観葉植物は、

・サスベリア

・ポトス

・アレカヤシ

・ディフェンバキア

などと言われています。

お部屋の雰囲気や好みに合わせて取り入れてみるといいかもしれません。

 

メリット③リラックスできる

お部屋に緑があるだけで、何となく心が癒される…なんて人もいますよね。

実際に、観葉植物の色である「緑」には、

・ストレス緩和

・鎮静作用

・疲れ目を癒す

などのような効果があると言われています。

そのため、観葉植物があるお部屋で暮らすと、生理的にも心理的にもストレスを軽減することができるのだそうです。

 

そしてもう1つ。

観葉植物が持つ癒し効果と言えば、「フィトンチッド」によるものがあります。

フィトンチッドは、天然のアロマテラピーとも言われ、気持ちを穏やかにするだけでなく、殺菌・消臭作用も高く、よりリラックスできる環境を作り出してくれるんですよ。

 

近年、新しい生活様式に合わせて仕事もプライベートもお家で過ごすことが増えましたよね。

ずっと家にいることでイライラしたり疲れやすかったりする場合は、ぜひ観葉植物を飾ってみましょう。

メリット④調湿効果が期待できる

観葉植物には“調湿効果”もあります。

部屋の湿度が低ければ葉っぱから出る水分の蒸散量を増やし加湿をしてくれます。

逆に湿度が高ければ余分な水分を吸ってくれるという働きもしてくれるんです。

お部屋の空気が乾燥していると、肌荒れや目の乾燥、のどの痛みなど様々な不調を起こしやすいもの。

一年中適度な湿度に保つために、加湿器に頼るだけでなく観葉植物を置いてみるといいかもしれませんね。

メリット⑤植物を育てる喜びを味わえる

都心部に近ければ近いほど、身近に自然を感じる機会が減っている方も多いでしょう。

観葉植物を育てることで、お世話をする喜びや植物の成長を楽しむこともできます。特に小さな子どもがいる家庭であれば、水やりなどのお世話を通し、生き物への愛情を育むことができるでしょう。動物を飼うことができない家庭も、植物ならば安心して育てられるのでおすすめです。

 

 

初心者でも取り入れやすい!おすすめの観葉植物とは?

観葉植物のある暮らし5つのメリットと飾る際の注意点とは?初心者向けおすすめアイテムもご紹介

観葉植物のメリットは分かっても、メンテナンスのことを考えると「ちゃんと育てられるかな?」と不安になってしまう方もいますよね。

ここでは初心者でも簡単に取り入れられる、おすすめの観葉植物についてご紹介します。水やりの頻度が少ないものや日当たりが少ない場所でも育てられる樹種などもありますので、チェックしてみてくださいね。

■寒さや乾燥にも強い!「パキラ」

大きな葉を広げて育つ「パキラ」は、インテリアとして取り入れても空間が映える観葉植物。パキラはとても丈夫で、乾燥や寒さに強いのが特徴です。日陰でも育ちますが、時々日光浴をさせてあげると元気に育ってくれますよ!

その生命力の強さから、別名「発財樹」ともいわれ、金運アップや仕事運アップに効果があるともいわれています。

■御神木として親しまれてきた「ガジュマル」

古くから御神木として親しまれてきた「ガジュマル」は、1つ1つ個性豊かなフォルムをしているのが魅力的。精霊が宿っているとも言われているように、幸せの木・縁起の良い木として人気です。

風当たり・日当たりのよい室内であれば、元気に育ってくれますよ。

■存在感が抜群の「ゴムの木」

大きく厚みのある葉が特徴の「ゴムの木」は、お部屋に飾ったときに存在感があり、空間にメリハリが生まれることから観葉植物としてとても人気の高い種類です。水やりの頻度も比較的少なく、土が乾燥したときにあげる程度で良いのも安心ですよね。

丸くツヤのある葉から、人間関係を良好にしてくれるなどとも言われています。リビングはもちろん、玄関に置くのもおすすめですよ!

 

■水やりがほとんどいらない「サスベリア」

乾燥にとても強く、水やりの頻度が少なくてもいいので忙しい方にも育てやすいのが「サスベリア」。縦に長くまっすぐ伸びる葉が特徴的で、葉に縞模様あるのでインテリアとしてもおすすめです。

また、サスベリアは空気清浄効果が高くマイナスイオンを発してくれると言われています。お部屋に置くとスッキリ快適に暮らせるかもしれませんね。

■トレンドとのハンギングもOK「ポトス」

パッと明るいグリーンの葉が空間を映えさせてくれる「ポトス」。小型なので観葉植物を置く場所がないという方でもチャレンジしやすいのが特徴です。

耐陰性もあり、乾燥にも強いのでリビングだけでなくキッチンやトイレなどに置く方も多いですね。ツルを伸びして成長することから、最近ではハンギング鉢で飾る方も多いです。

観葉植物を取り入れる際の注意点

観葉植物のある暮らし5つのメリットと飾る際の注意点とは?初心者向けおすすめアイテムもご紹介

観葉植物を取り入れる際は、植物の美しさを長く楽しめるように以下の点に注意してお世話をする必要があります。

正しくメンテナンスを行って、大切に育てていきましょう。

 

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適切な水やりを行う

観葉植物は生き物ですから、定期的に水やりを行うことが大切です。

植物の大きさやポットのサイズによっても水やりの量や頻度は異なります。

基本的にはポットの土の表面が乾燥していたらたっぷりと水を与えてあげてください。

モンステラなど葉っぱから水分を吸収する観葉植物の場合は、霧吹きを使って葉っぱの表面がうっすら湿る程度に水やりを行うのもいいでしょう。

 

もしどうしても水やりが苦手ならば、サボテンやエアプランツなど水やりが頻繫でない植物から始めてみるのがおすすめですよ。

観葉植物を購入する際に、園芸店などに育て方について確認しておくと安心でしょう。

 

剪定などのメンテナンスを行う

観葉植物を長く育てていると葉っぱや枝が伸びてきて、全体のバランスが崩れてしまうこともあります。

主に植物の成長が活発になるのは5~7月頃と言われていますから、この時期に剪定してあげると良いですね。

 

剪定する場合は、

・枯れて元気のない枝

・変な方向に伸びている枝

・葉や枝が混雑している箇所

などをポイントに行ってください。

 

 

置く場所に注意する

観葉植物には、日当たりを好むものや日陰を好むものなど様々な種類があります。

基本的には室内で育てやすいように、耐陰性のあるものが多いですが、置き場所が決まっているのであれば、日陰を好む植物なのか、そうでないかを確認してから購入するようにしましょう。

 

たとえ日当たりを好む植物であっても、直射日光は避けなければなりませんから、どの部屋のどの場所に置くか、その場所の日当たり具合もしっかりチェックしてくださいね。

また、日当たりだけでなく観葉植物は風通しの良さも重要です。

風通しが悪いと、土にカビが生えたり虫が発生したりすることがあるので注意しましょう。

受け皿の水は定期的に捨てる

ありがちなのが観葉植物の鉢の受け皿に水が溜まってしまうこと。

水をたっぷりあげた後に、鉢底から水が流れ出てしまった場合は、必ず受け皿の水を捨て、清潔に保つことが大切です。

いつまでも鉢に水が残っていると、そこからカビが生えたり、虫がわいたりしてしまうことがあります。根が腐る原因にもなるので注意しましょう。

 

観葉植物を取り入れて手軽に自然を感じよう!

観葉植物のある暮らし5つのメリットと飾る際の注意点とは?初心者向けおすすめアイテムもご紹介

観葉植物がお部屋にあるだけで、空気がキレイになったり気持ちがリラックスしたりするなど様々な効果があることが分かりましたよね。

観葉植物も、毎日観察することで小さな変化が見られるようになります。

そんな小さな“気づき”に、日々喜びを感じられることは、きっと私たちの心を豊かにしてくれることでしょう。

 

私たち無添加計画では、お家の完成引き渡し時に、お引き渡し記念の観葉植物を皆さまにプレゼントさせていただいております。

鉢には、お引渡しの日とお客様のお名前を刻印するサービスも無料で行っており、家づくりの記念として残しておくことができるんです。玄関やリビングなど、様々な場所に飾り、緑のある生活を楽しんでくださるお客様もたくさんいます。

 

実際にアフターメンテナンスとしてお邪魔させていただいた際に、きれいに飾っていただいているととても嬉しいです!

ナチュラルな雰囲気の自然素材住宅には、観葉植物の緑がとてもよく合います。

ぜひ皆さんも、どんな小さなものでも構いませんので、観葉植物のある暮らしのメリットを体感してみてくださいね。