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2019年8月18日

大きく舵取り

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最近、窓のCMを見ていて不思議に思ったことはありませんか。

アルミ窓ではなく、樹脂窓になっていることに。

ここ数年で一気に変わっていますが、建築を考えている人以外はあまり気にしないのかもしれません。

樹脂サッシと聞いて、アルミサッシの方が良いという変わった方もいらっしゃるようです。

そういう方は、樹脂=プラスチック的な感じで考えているのでしょうね・・・。

業界に入って約30年、以前は、何の疑いも無く、窓(サッシ)=アルミと考えていました。

建材の輸入会社に移った時に、アルミサッシを使っているのは日本位と教えられたときに目からうろこ状態でした。

サッシ以外で、アルミで造られいるもので思い出すものは何でしょう。と聞かれ直ぐに出てくることも少ないようですが調理器具、フライパンや鍋等と聞くと「あぁ~~」という感じだと思います。

何故、調理器具に使われるか・・・

気が付かれましたか

そうです。熱を通しやすいからです。

熱伝導率って聞いたことありませんか。

熱伝導率K[W/mK] 暑さ1mの板の両端に1℃温度差がある時、その板の1㎡を通して1秒間に流れる熱量を言う・・・。

アルミ 236

鉄   84

ガラス 1

水   0.6

木材  0.15~0.25

空気  0.024

簡単に言うと良く熱を通す素材がアルミ。

住宅に普及し始めたのが約50年位前の事です。

それ以前は、木製サッシが造られていました。

古民家は木製ガラス戸が使われていました。

初期のサザエさんは、木製ガラス戸が使われていますよね。今は、アルミに変わったのでしょうか・・・。しばらくすると樹脂になるのかな・・・

スウェーデンでは、建築基準で木製3層ガラスサッシを使う事が決まっているとの事です。

では、何故、日本ではアルミサッシが普及してしまったのでしょう。

前置きが長かったですね。

もうしばらくお付き合いください。

安くて加工しやすいから・・です。

海外では、住宅の窓にアルミを使う事はありません。

何故か、熱の影響を受けやすいからです。

日本は、多くの住宅量産メーカーによって産業化され

日本の住宅は工業化製品になって知っているので数十年経つと壊して建替えなくてはいけません。もしくは、それと同等のリノベーション費用を掛けないと住むことは・・・

海外では、古いものこそ価値が有ると考えられていますが、日本では、古いものは価値が無いと考えられている。

アメリカでは、古ければ古い程車の税金は安くなるのに対して、日本は古ければ古い程税金が高くなる。

自動車産業国でありながら残念な話です。

エコになっていないエコカーには減税をして、環境負荷をかける機械仕掛の住宅を減税したり・・・。

増税するのは仕方がないにしても、定率減税品目も選定がいい加減だったり。

話がずれましたね。

何でしたっけ・・・。

そうです、みんなで粗悪な商品を売っておいて、シラーっと方向転換したサッシメーカーを訴えようという話・・・ではなく。

木製サッシは、加工が大変で量産するのも効率が悪い。アルミは加工が簡単なので効率的に造る事ができた。加えて施工が簡単で言う事ありません。

景気が良ければそれでよかったのかもしれませんが、景気が悪くなって加えて地球温暖化による環境負荷とエネルギー不足問題。

粗悪なアルミサッシを売っている場合では無くなり大きく舵取り。

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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