今週の建もの探訪／無限に広がる迷宮の家～埼玉支店で建てた健康注文住宅に入居中！～

柏市で健康注文住宅に入居中のブラコニです。

毎週の楽しみとなっている建もの探訪。紹介された家で好きなところ、そうでもないところを好き勝手書きたいと思います。
いろんな家に触れてくると、目が慣れてどんなイメージ家がいいのかがだんだんと見えてきます。
これから検討中の方は、いろいろ見ることでイメージを膨らませるといいと思います。

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今週は、 無限に広がる迷宮の家です。

「街のふりをした住まい」
起きてる間、家族は1階の食堂にみんなで集まって暮らし、眠たくなったら「ハイ解散！」。そんな事を話しながら設計させていただいたこの家は、「玄関食堂」という言葉がよく似合います。計画地は道路上に桜の大木が点在し、車が進入しにくい代わりに子育てには安心で、古き良き人間のスケールを感じるエリアにあるのですが、考えてみると桜の木の生えた道路は、道路のふりをした公園と言えなくもないですし、袋小路は、道路のふりをした安心できる遊び場とも言えなくありません。要望としては小部屋を多く求められましたので、その事が住空間の奥深さや広がりに繋がる様、1、2階は回遊動線とし、各部屋の仕上げは、それぞれ鮮やかな色に切り替えています。さらに「近いのに遠い」「繋がっているのに守られている」というような層状に守られつつも連続した家と街の間の体験を作り出すために、「建築のふりをした塀」「外のふりをした吹き抜けや素材」「広いふりをした回遊動線や開口部の設計」をしつらえました。こんな風にいろんな「ふり」を重ねあわせる事で、最終的には「街のふりをしたのんびりとした暮らし」を建主が獲得できる事を意図して設計しました。

好きなところ
・アトリエみたいにおしゃれ
・なかなか思い付かない発想だなぁ

そうでもないところ
・袋小路の一番奥は大変そう
・家の構造が迷路みたい

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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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