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新築前に読んでおきたい1冊【間取りの方程式】~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~

山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。

『ハイサイドライト(高窓の意)』という響きがえらく気に入り、自分がバンドを組むなら「HIGH SIDE LIGHT」と命名したいです。

さて、以前から気になっていた間取りについての書籍、”飯塚豊(2014)『間取りの方程式』エクスナレッジ” をようやく読むことができました。

この本はメルカリで購入したのですが、出品されるやいなや高値で売れるほどの人気本でした。

では、印象に残ったところを紹介していきます。

 

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▼ 新築前に読んでおきたい1冊【間取りの方程式】
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わが家は「四角形+総2階+ゆるい片流れ」という形状をしているのですが、筆者によると

シンプルにして究極の建物形状

だそうです。

シンプルイズベストということでしょうか。

「究極」といわれるとなんか嬉しいです。


(わが家の北東側から撮った外観)

基本的に、住宅の設計は四角い “豆腐” から始めます。

(▲ 間取りから考え始める → バランスの悪い建物を生み出す原因になる)

次に、豆腐をカットするように屋根に傾斜をつけます。

さらに、駐車場や庭の配置を決め、ゾーニング(領域分け)という作業をします。

 

【ゾーニングとは】

部屋の配置を大まかに割り振る作業。大きく3つのゾーンに割り振る。

① リビングやダイニングなどの「パブリックゾーン」
② 洗面室や浴室などの「水廻りゾーン」
③ 寝室や子供部屋などの「プライベートゾーン」

 

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アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
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・ 外壁面から飛び出したバルコニーは、洗濯物を干す以外に使い道はほとんどなく、デザイン的にも「後付け感」が強く残る
・ おすすめはクローバー型の動線、玄関と階段がクローバーの「茎」となり、周りに部屋という「葉」を広げていく
・ 伸び伸び暮らせる住宅をつくりたければ、大きなワンルーム空間を必要に応じて間仕切る
・ 窓はX(東または西)Y (南または北)Z (吹抜けの上部)の3方向に設けると、風が抜けやすく、光も採り込みやすい建物になる
・ 「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」(ジェームス・W・ヤング) という考えを生かして間取りの質を上げる

筆者は何度も「玄関と階段は建物の中央付近に配置する」と述べています。

その理由は、部屋から部屋へスピーディーにアクセスできるからです。

階段だけは相変わらず建物の中央付近に

『…これだけは死守してください』という言葉に深く納得しています。

私も実際に間取りをかいてみて、「階段の位置ですべてが変わる!」と感じました。

これについては長くなりそうなので、また記事にしたいと思います。

 

【プランニング前の必読書】

『間取りの方程式』は、わが家のプランニング中に読んだわけではなく、最近になって読みました。

方程式に当てはめながら、プランニングの答え合わせをするような感覚で読み進めました。

結果的にはおおむね正解でした。

改めてプランニングしてくださった工務店に感謝しています。

新築やリフォームで間取りを自由に決められる場合は、プランニング前に必読すべき1冊だと思いました。


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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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