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【低燃費住宅】とは~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~

山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。

室内の温度を一定に保つことが特徴の【低燃費住宅】について調べてみました。

参考: 早田宏徳(2014)『やがてこの子を守る家 低燃費住宅2』、いしずえ

 

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【低燃費住宅】とは
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低燃費住宅は、『パッシブデザイン』と同義であるとのこと。

※パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風などの「自然の中にあるもの」を受け入れて建物に活かすこと。

【なぜ、「低燃費」でなければならないのか?】

これからも原油価格高騰などでエネルギーコストが上がる可能性があり、光熱費が掛かる家はリスクであるということ。

そうなったとき、燃費の悪い家で、35年後も今と同じような快適な暮らしができるのかということ。

筆者は、工務店の社長に対して、「お客さんがこれから35年間で支払う光熱費の上昇リスクを担保しているか?」と問いかけます。

 

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▼ 原子力発電に頼らないためにも低燃費
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筆者は、ドイツのエネルギーを使わない建物の普及に衝撃を受け、日本でも普及させようと試みています。

ドイツの先行事例から、「低燃費住宅が普及すればいずれ原発を止めることができる」と断言するほどです。

「原子力発電に頼らなくても生活できる、エネルギーを大量に使わなくても快適に暮らせる家を造る」と。

 

【断熱、気密を分かりやすく言うと…】

家を建てるときによく耳にする「断熱」や「気密」という言葉は、初めて聞く人にとって理解しがたい言葉だと思いますので、本書で分かりやすく例えられていたのでメモしておきます。

・ 断熱=あったかいセーター
・ 気密=ウインドブレーカー
・ 日射遮蔽=サンバイザー
・ 蓄熱材=熱を貯められる貯金箱

セーターだけだと隙間から冷たい空気が入ってきてしまうし、ウインドブレーカーだけだと薄くて寒いから、両方大事!

 

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▼ 住宅内における『温度のバリアフリー化』
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ヨーロッパでは「100年以上」使える住まいが当たり前なのに、日本の木造住宅の寿命は、国交省の統計データでは『26年』だそうです。

日本の住宅が短命の原因は、壁の中の結露(壁体内結露)によって家が腐るということ。

それでいて、「壁の中の結露対策をしっかりと考慮できる工務店やハウスメーカーはほとんど存在しない」と記されています。

坪単価を下げることばかりに躍起になっている向きがあるが、住まいは後から掛かってくるコストの方が重要だと述べています。

 

【まとめ】

燃費のいい住宅が全国に普及すれば、住む人の財布に優しいだけでなく、原発のエネルギー問題の解決につながるということでした。

「新築時にちょっと頑張って長持ちする家を造っておけば、子供に大きな財産を残すことができる。」

同感です。


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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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