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【フラット35】固定金利を引き下げる『S』にするには?~仙台支店で建てた健康注文住宅に入居中!~

山形市で健康注文住宅に入居中の42tkbtsです。

「住宅ローンの変動金利は心配だから固定金利にしたいけど、なるべく金利を下げたい」

という方は、【フラット35S】を検討してみてはいかがでしょうか。

メガバンクの全期間固定金利の商品も魅力的ですが、職業が影響したり、自己資金が2割必要だったり、近くに支店がなかったり等、ハードルが高く感じられることがあります。

参考までに、フラット35Sを選んだわが家の場合、【当初10年間は金利0.82%】が続き、11年目から35年目まで1.07%になります。
※団信には入っていません。

知り合いの銀行員からは「公務員だからできたんでしょ」と言われましたが、そうではなくて、「フラット35S」が適用されるためには、建築の『技術基準レベル』が影響しています。

 

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高い技術基準レベルで建築する
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「フラット35S」には2つのタイプがあります。

【フラット35S(金利Aプラン)】→当初10年間、年0.25%引下げ
【フラット35S(金利Bプラン)】→当初5年間、年0.25%引下げ
※2020年6月現在。予算金額に達すると受付が終了する。

BプランよりAプランの方が「5年間長く」金利を引き下げられます。

3000万円を35年で返済する場合、Aプランが適用されるとされないとでは「約71万」違うという試算があります。

 

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どうやってSの「プランA」を獲得するか?
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『技術基準レベル』が高い順に、「SのAプラン」→「SのBプラン」→「フラット35」となっています。

つまり、フラット35Sは【質の高い住宅】だということが証明されると受けられる優遇措置といえます。

質の高い住宅を証明するためには、以下の4つの住宅性能で評価されなければなりません。
①耐久性・可変性
②省エネルギー性
③耐震性
④バリアフリー性

4つのうち1つ以上を、第三者機関の検査機関による物件検査を通じてクリアしなければなりません。

わが家は、②省エネルギー性をクリアしました。
※2021年1月以後は「金利Bプラン」の省エネルギー性の基準が変わるようです。(厳しくなる見込み)
参考:住宅金融支援機構 HP
https://www.jhf.go.jp/

【住宅性能評価センターによる審査】

②省エネルギー性の基準を満たせた理由は、わが家が『認定低炭素住宅』であるからです。

 

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認定低炭素住宅とは
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エコまち法で定める低炭素建築物とは、建築物における生活や活動に伴って発生する二酸化炭素を抑制するための低炭素化に資する措置が講じられている、市街化区域内等に建築される建築物を指します。

出典:低炭素建築物認定制度パンフレット 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/000996590.pdf

国が定めた一次エネルギー消費量の基準値よりも10%以上低減した家ということです。

リサイクル可能な建材を使用するなど、二酸化炭素の排出を極力減らす家づくりをすると認定されるとのことです。

【質の高い住宅】に話を戻しまして、「②省エネルギー性」以外の基準は以下のようになっています。

①耐久性・可変性については、『長期優良住宅』
③耐震性については、『耐震等級3の住宅』
④バリアフリー性については、『高齢者等配慮対策等級4以上の住宅』
を満たさなければなりません。

以上、固定金利を引き下げたい方は、フラット35Sが適用になるように、設計段階から相談してみてください。


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自然素材と無垢材でつくる、高断熱、高耐震の健康住宅。
私が選んだのは、無添加計画です。
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