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家づくりにかかるお金は工事費だけじゃない!必要な費用の内訳と注意点【コラム】

家づくりにかかるお金は工事費だけじゃないの?


注文住宅で家を建てたいと考えている方が、最も気になるのが予算ですよね。

家づくりの際に必要な費用はどれくらいなのかを、正しく把握しておかなければなりません。

そこで意外な落とし穴となるのが、本体工事費用のほかにも色々なお金がかかるということ。

一般的に注文住宅の家づくりにかかる費用は、大きく分けて下記の3つです。

◎本体工事費用

◎付帯工事費用

◎諸経費

この“諸費用”を考えずに始めてしまうと、結果的に大幅な予算オーバーとなってしまうこともあるので注意しましょう。

今回は、この3つの費用がどのようなものなのか、その内訳等についてご紹介します。

家づくりのお金①「本体工事費用」


本体工事費用というのは、建物そのものをつくるためにかかる費用です。

たとえば…

・仮設工事

・基礎、木工工事

・板金工事

・塗装工事

・左官工事

・住宅設備の取付工事(キッチンや洗面、トイレなど)

などが含まれます。

このように、家そのものにかかる費用を「本体工事費」と言い、一般的な”坪単価”は、この本体工事にかかる費用を延床面積で割った金額のことを指します。

見積に「本体工事価格 ○○円」と提示された場合は、このほかにどのくらい必要なのか確認しておいた方がいいですね。

家づくりのお金②「付帯工事費用」


付帯工事費用は、一般的に建物以外の工事にかかる費用のことです。

本体工事費用が、家づくりの総額のうち70~80%程度を占めるとしたら、この付帯工事費用は15~20%程度が目安となるでしょう。

付帯工事費用には、

・外構工事

・水道管やガス管を引き込む工事

・解体工事

・地盤改良工事

などが含まれます。

ただし、細かな付帯工事費用と本体工事費用の内訳は、工務店によって多少異なりますので、家づくりの際に確認しておくといいでしょう。

家づくりのお金③「諸経費」


諸経費とは、家づくりにかかるその他の費用です。

家づくりにかかる総額のおよそ5~10%を目安に考えておきましょう。

諸経費には、

・契約にかかる手数料

・印紙代

・税金

・住宅ローン契約にかかる費用

・引っ越し費用

・家具や家電の購入費

・建築確認申請などの費用

・保険料

などが含まれます。

細かく言えば、この他にも地鎮祭や上棟式などにかかる諸経費や、近隣挨拶のための手土産代などもあるでしょう。

現金で支払うことが多いので、いくら必要かを早めに確認しておくのがおすすめです。

【家づくりにかかる税金】

家づくりにかかる税金は、意外とたくさんあります。

本体の建築費用にばかり目が行っていると、予算オーバーしてしまうので、事前に把握しておきましょう。

■不動産所得税…不動産を取得した際にかかる税金

■消費税…建物にかかる税金

■印紙税…建築請負契約や不動産売買など契約時にかかる税金

■登録免許税…不動産登記の際にかかる税金

■贈与税、相続税…土地や建物などを個人から購入したり、親や親戚から相続したりする際にかかる税金

■固定資産税…土地や建物の所有者に課せられる税金

■都市計画税…市街化区域内の土地や建物の所有者に課せられる税金

【家づくりにかかる保険料】

家づくりの際に、住宅ローンを組む方は多いと思いますが、その際に以下のような保険に加入することが必要です。

■火災保険

■地震保険

■団体信用生命保険

団体信用生命保険とは、万が一、ローンの債務者に何かあった際に、支払義務をなくすことができるという保険です。

こちらも加入する必要があるので覚えておきましょう。

うっかり予算オーバーしないために注意するポイント


家づくりをする際によくあるのが、思ったより費用がかかってしまった…ということ。

予算オーバーしてしまい、その後の生活が苦しくなってしまっては本末転倒ですよね。

以下を参考にしながら、予算オーバーしないために計画的に家づくりを進めていきましょう。

ポイント①細かい予算の内訳を決めておく

今回ご紹介したように、家づくりにかかるお金は本体工事費用のみならず、付帯工事や諸経費など様々なものがあります。

「本体価格で○○円」という金額ばかりに囚われてしまうと、細かい予算の内訳が見えてこず、予算オーバーの原因につながることもあるため注意しましょう。

家づくりを依頼する際には、○○工事にいくらかかる、保険や税金、家具購入費用、住宅設備費用はこれくらいの金額が必要など、あらかじめ細かい予算設定をしておくと全体が把握しやすくなりますよ。

ポイント②本体価格以外の費用も予算に含めて考える

細かい予算設定をする際は、本体工事費用以外のものも予算にしっかり組み込みましょう。

意外と忘れがちな保険や税金、各手数料なども含めて考えておくのがポイントです。

ポイント③変更があった場合はその都度金額確認をする

キッチンやトイレなど、住宅設備を選ぶ際に、メーカーのショールームに出向くことがあると思いますが、その際に、初めに見積もっていた製品よりもグレードの高いものに目が行ってしまうこともありますよね。

気が付いたら、当初よりも予算を大幅に超えていた…なんてことも。

あれもこれも…とオプションで追加していった場合も同じですが、契約時と何か変更点があった場合は、金額の増減をしっかり把握しておくようにしましょう。

予算オーバーに気が付いた時点で、どこかコストダウンできる箇所はないか、再度見直すことも大切です。

家づくりにかかるお金を正しく把握しよう


家づくりは、人生においてそう何度も経験することがありませんよね。

慣れないことも多く、知らない間に金額がどんどん膨れ上がってしまうこともあるでしょう。

もちろん、家を建てるのがゴールではなく、その先にある”暮らし”が大切です。

無理な資金計画をして、その後の生活が成り立たなくなってしまわないよう、家づくりにかかるお金を正しく理解することも必要でしょう。

私たち無添加計画では、家づくりをスタートする際の資金計画についてもしっかりご相談にのらせていただきます。

ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーなど、様々な資格を持った専門スタッフが、各方面からライフプランニング、家計設計を実施。

夢の実現に向けて、しっかりサポートさせていただきます。

「家づくりって難しそう…」

「お金のことが不安…」

という方は、是非お気軽にご相談ください。

https://www.re-trust.com/blog/663100/

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広報のヨネ

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