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2021年9月30日

木にも人にもやさしい自然派ワックス「キヌカ」

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お米から生まれたワックス「キヌカ」とは?


キヌカとは、米ぬかから抽出した油(米油)とメドフォームの種から抽出したメドフォーム油のみでできている自然塗料です。

基本的に無色透明で、赤ちゃんが舐めても安心な100%天然成分でできています。

 

 

キヌカの名前の由来には2つあるそうで、

1つは「木」と「糠(ぬか)」の文字を合わせて名付けたもので、木と米ぬかの融合による自然循環を表現しています。

 

もう1つは、キヌカを塗ると、「絹(キヌ)」のような柔らかさに木が「変化(カ)」するという意味から来ていると言います。

 

お米大国である日本ならではの“自然の恵み”からつくられた塗料が、キヌカなんですね。

今回は、自然素材の家に欠かせないキヌカの魅力に迫りたいと思います。

 

キヌカを使うメリットは?


自然由来の塗料は、キヌカのほかにも、ひまわりオイルや亜麻仁油などを使用したドイツ製の「オスモ」やオレンジオイルや亜麻仁油を使用した「アウロ」など多数存在します。

 

その中でもキヌカを選ぶメリットはどのようなことが考えられるでしょうか?

 

メリット①乾燥時間が圧倒的に少ない

他の自然塗料材に比べ、キヌカは乾燥時間が圧倒的に少ないと言われています。

完全に乾くまでには多少かかりますが、2~4時間も経てば、指で触ってもサラサラ。

塗り直しをしたいときも、乾燥時間が少ない方が便利ですよね。

 

メリット②無色透明だから無垢材本来の美しさを表現できる

キヌカは、ワックスそのものに色がついていないので、無垢材本来の木目の美しさを楽しめるというメリットがあります。

また、浸透性が高いので、木に馴染みやすく、木目が際立って見えるのもキヌカの特徴でもあります。

 

メリット③臭いがない塗料だから換気不要!塗った後も臭い残りがない

キヌカは主剤100%で、溶剤を一切使用していないので、塗っている時から臭いが全くしません。

そのため、作業中の換気が不要です。

 もちろん、塗った後も臭いが残る心配がないので安心して使うことができます。

 

メリット④人の肌への刺激が少ないから赤ちゃんのいる家庭も安心

人の肌への刺激は、蒸留水と同じくらい安全であると言われているのもキヌカの特徴です。

特にアレルギーのある方や赤ちゃんなど、刺激物に敏感な方がいるご家庭でも安心して使うことができます。

このような理由で、キヌカを選ぶ方も多いんですよ。

 

 

メリット⑤粘性が少ないから塗りやすい

主剤100%で粘性が少ないキヌカは、サラッとしたテクスチャーで伸びが良く、塗りやすいのもメリットの1つ。

木の材質にもよりますが、1Lでおよそ80㎡も塗ることができるので経済的と言えるでしょう。

 

また、寒い冬の時期であっても固まることがないので、一年中作業することができます。

いつでも気になったときに塗り直しをすることができるのは嬉しいですね。

 

 メリット⑥自然発火の危険性がない

一般的によく使用されている亜麻仁油や桐油は、自動酸化しやすいため、自然発火の原因になることがありますが、キヌカは自然発火の危険性がないため、非常に安全な塗料と言えます。

 

そのため、塗るときに使用する布などのお手入れも簡単です。

ただし、もちろん直接加熱すれば、発火する恐れはありますから、必ず使用した布や容器は、しっかり洗っておきましょう。

 

洗う際は、家庭用の洗剤を使っても問題ありません。

また、残ったキヌカは、キャップをしっかり閉めて日の当たらない場所へ保管しましょう。

 

 メリット⑦ホルムアルデヒドの放散量が測定下限値以下

自然塗料と言うと、全て「安心・安全」と思われがちですが、実は自然塗料であっても塗装後に乾燥する段階で、ホルムアルデヒドなどの有害物質を発生させてしまうことがあります。

 

しかし、キヌカはホルムアルデヒドやVOC5成分について測定したところ、全て下限値以下の結果が出ていますので、本当に安心して使うことができるでしょう。

 

 

キヌカを塗る際の注意点


キヌカを塗る際は、以下の点に注意しましょう。

 

【①塗り過ぎに注意する】

ハケなどを使ってキヌカを塗ると、塗り過ぎてしまうことがあります。

塗る際は、専用の布か日本手ぬぐいを使って、薄く擦り込むようなイメージで塗りましょう。

一度塗りだけで大丈夫です。

二度塗りなど、塗り過ぎてしまうとべたつきの原因になるほか、完全に乾くまでに多くの時間を要してしまいます。

 

【②塗る前には必ず試し塗りをする】

基本的に無塗装の無垢材であればどの木材でも使用可能ですが、初めて使用する場合は、木板などのサンプルで試し塗りをし、乾燥時間などを確かめてみるといいと思います。

 

【③含浸しやすいものへ“戻り”がある場合もある】

キヌカは、乾燥する時間が短い塗料ですが、完全に内側まで乾くまでには約1ヶ月はかかると言われています。

完全に乾燥していないうちに、段ボールや新聞紙を置きっぱなしにすると、キヌカが戻ってしまい、段ボールなどに染み込んでしまう可能性もあるため注意しましょう。

 

木にも人にもやさしい自然素材ワックスを使おう


無垢材のように、人肌にやさしく、木のぬくもりをたくさん感じられる自然素材の家づくりには、その良さを活かせるような塗料を使うことが良いでしょう。

 

靴ではなく裸足で過ごすことの多い日本人だからこそ、ワックス1つにもこだわりたいですよね。

 

私たち無添加計画では、建材だけでなく、このようなワックスにもこだわり、木にも人にもやさしい家づくりをしています。

皆さんも、そんなこだわりのある家づくりを、ぜひ一度体感してください。