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造作棚や造作家具 | 千葉市S様邸
2019.12.09
ボードの張り付け、造作棚、カウンターの製作など、大工さんによる工事が完了した、千葉県千葉市S様邸。
水周り設備やドアの設置、漆喰の下地処理&仕上げの作業などに進んでいきます。
造作棚や造作家具。
作り付けや造り付けとも呼ばれる棚や家具で、大工さんや職人さんが製作し、壁などに固定設置されます。
造作家具のメリット
・持込みの家具や収納物の大きさに合わせて、好きなサイズで造れる
・材質が選べるので、インテリアに違和感なく溶け込むような収納が造れる
・固定されているので、耐震性が高い
造作家具のデメリット
・動かせない
・建築時のコストがあがる
地震大国である日本では、耐震性は大きなメリットです。
つい先日も、阪神淡路震災を大阪で経験した弊社のスタッフから、「父が男1人で寝室のタンスを支えて家族を守った」という体験談を聞きました。
しかし、容易に動かせないので、むやみに作りすぎたりサイズをきっちり作りすぎると、後々困ることも。
例えば、「家族が増えて、タオルが増えたら、洗面室の収納に入りきらない」など。
こういうのは、棚を買ったり、収納場所を変えたりして、どうにかはなります。
でも、日常的に使うものが不便なのは、結構ストレスになります。
なので、可動式の棚にしたり、余裕をもったサイズで造ったり、造作家具は将来のことを考えてつくることをおすすめします。