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2019年6月22日

【さいたま市A様邸】上棟後の雨の養生

  • 現場

先日上棟した、埼玉県さいたま市で自然素材注文住宅を建築中のA様邸。

雨天のため、外周をシートで囲んで構造材等が濡れないよう養生を行いました。

屋根は改質アスファルトルーフィングという防水のためのシートが施工されているので、上部からの雨水は落ちてきません。

 

構造材は雨に濡れると問題があるのか。

まず、A様邸で使用されている構造材は無垢材で、含水率は20%以下です。

木材には「自由水」と「結合水」という2種類の水が存在しています。

自由水:細胞と細胞の間にある=細胞の外にある水

結合水:細胞の中にある水

木材の乾燥過程では、まずは自由水が抜け、自由水が抜けきると結合水が抜けていきます。

結合水が抜けている=含水率15~20%の状態では、再度細胞内に水が入ることは困難になります。

したがって、木材を一度含水率20%以下まで下げてしまえば、雨が降って構造材が多少濡れたとしても、それは自由水であり、雨が上がればすぐに蒸発する種類のものであるということです。

ということで結論。

木材全体がどっぷりと水に浸かってしまったり、長期間雨にさらされることがなければ、多少の雨では問題は起こりにくいと言えます。

ただし、上記は無垢材であることが前提ですので、集成材や合板はこの限りではありません。