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築数年で住めなってしまう家
2019.3.10
家に住む、ということは、その家の中で常に何かを見て、触って、匂って、聞いて、という5感を使いながら生活することです。
弊社にご相談いただくお客様から、度々同じようなお話しを伺うことがあります。
「ある建築会社の新築住宅を見学してみたら、ツンとする科学的な匂いがして、しばらくすると頭が痛くなってきた。断熱性能などの性能は良さそうでデザインも好きだけど、これは住めないなと思いました。」
これは、シックハウスの可能性があり、カタログやwebサイトを見ているだけでは分からないことです。
そして、シックハウスには個人差があり、蓄積による時差もあります。
蓄積による時差とは、コップにたまっていく水のように、今はあふれなくても、水が注がれ続ければいつかはあふれる=発症する、ということ。
十数年前に流行のようにメディアでも話題になったシックハウス。
昔の話だと思われている風潮もありますが、現在でも度々「家に入ると頭痛や吐き気がするようになって住めなくなった」というご相談を受けます。
新築して入居直後に発症する方もいれば、入居から数年経ってから発症する方もいます。これが蓄積による時差。
そして、自分以外の家族は問題なく生活ができている。これが個人差です。
最大の問題は、いつ、だれに発症するか分からないこと。
本やwebサイトなどで知識をつけることは大切ですが、もっと大切なのは、家族全員で一緒に見て、触って、聞いて、匂って、それぞれが5感でどう感じるか、ということ。
数十年間住宅ローンを払い続け、永く住むということは、家族全員がこれらの5感を感じ続けるということです。
ここで、おススメのポイントをひとつ。
気になる建築会社やハウスメーカーがあったら、モデルハウスよりも、その会社が建てた新築の家を見学すること。
広告用につくったモデルハウスは「こんな感じですよ」という、あくまでモデルであり、実際の家とは仕様も工法も異なる場合もあります。
なので、見学するならその会社が建てた注文住宅や建売住宅などのリアルな新築の家。
実際、冒頭でお話した方も、モデルハウスでは大丈夫だったけど、その会社の新築住宅の見学会に行ったら頭が痛くなった、とのことでした。
ということで、告知です。
今月末の3月30日(土)・31日(日)の2日間のみ、東京都の練馬区にて完成現場見学会を開催いたします。
ご入居前のオーナー様宅をお借りしての開催なので、新築の注文住宅です。
ご家族皆様でご来場いただき、それぞれの5感でどう感じるか、お試しくださいませ。
詳細はこちら↓
https://www.re-trust.com/event/201469/