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2018年2月18日

Q値とUA値

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こんにちは!

仙台支店の金田です。

 

今日は昨日のブログで宣言しましたQ値・UA値・C値について説明します。

 

ではQ値とUA値から。

まずこの2つは何のことかといいますと、、、

 

Q値・・・熱損失係数のことをQ値といいます。

     建物の「外壁」や「屋根(天井)」「床」などの各部位から逃げる熱量(熱損失量)を

     延べ床面積で割ったものです。

     熱損失量が多い程Q値が大きくなるので、数値が小さい程「断熱性能」や「省エネ性能」が高いと言えます。

 

UA値・・・外皮平均熱貫流率のことをUA値といいます。

      建物の「外壁」や「屋根(天井)」「床」などの各部位から逃げる熱量(熱損失量)を

      外皮面積(外壁・屋根(天井)・面積の合計)で割ったものです。

      熱損失量が多い程UA値が大きくなるため、数値が小さい程「断熱性能」や「省エネ性能」が高いと言えます。

 

文章だとイメージつきにくいので、図で表すと下図のようになります。

 

 

Q値とUA値、同じようなことを言っていてなんか似てると思いませんでしたか?(笑)

厳密に言えば少し違いますが、2つの違いは熱損失を「床面積」で割るか、「総外皮表面積」で割るかの違いで、

どちらも値が小さくなるほど「断熱性」と「省エネ性能」が良くなること示します。

 

ではなぜ、こんなにも似ているものをわざわざ使い分けているのかといいますと、

実はQ値の計算方法だと簡単に良い数値を出すことができるんです!

指標としては信憑性にかけるため、新たにUA値を「断熱性能」と「省エネ性能」の指標として使われるようなりました。

 

では、その信憑性に欠ける理由ですが、

Q値を計算する際は、「同じ断熱性能の材料」を用いて建物を建てても、熱損失量を延べ床面積で割るため、

同じ延べ床面積であれば、熱損失量の少ない、「単純な形状の建物」や「外壁・屋根(天井)の小さな建物」の方が

Q値は小さくなります。

それに、同じ形状の建物なら、延べ床面積が大きい程、Q値が小さくなってしまうんです。

 

 

そんな「Q値」の弱点を利用して、自社の建物の温熱性能を高くみせるために、自社のQ値のモデルケースには

単純な形状で、延べ床面積の大きい建物を使用する住宅メーカーが後を絶たなくなってしまいました。

これだと単純にQ値を比べただけでは、建物の「断熱性能」や「省エネ性能」の目安になりませんし、

実際にどちらの性能が高いかを見分けることもできません。

 

そこで、建物の延べ床面積だけでなく、「外壁」や「屋根(天井)」の面積を足した「外皮面積」で算出される「UA値」です。

「UA値」なら、建物の形状が複雑になったり、延べ床面積が大きくなっても、算出される数値がバラつき難いので、

断熱性能を良く見せたり、悪く見せたりすることが難しくなります。

 

平成25年に改正された省エネ基準からは、Q値ではなく、UA値を建物の「断熱性能」や「省エネ性能」の

指標として使うようになりました。

また、建物を建てる場所の基準となる地域の温度差によって分けられていた「地域区分」も、6つから8つへと細かく

分類されるに変更されています。

 

これらを踏まえて注意点をまとめると、

・Q値だけでは正確な「断熱性能」と「省エネ性能」はわからないので注意。

・お家の性能を比較する際はQ値とUA値の両方を見比べること。

・数値だけではなく、実際にお家を何件か体感し納得してから決めることが重要

といえますね!

 

次回はもう一つ重要なC値について説明したいと思います。

ご質問などがございましたら、金田(カネダ)までお願いします!

 

無添加計画仙台支店TEL:022-306-2422

メールアドレス(金田宛):kaneda@re-trust.com

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