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【安全持続性能】にも目をむけて

人生100年時代、日本ではもう何年も前から問題視されている「少子高齢化」

いわゆる団塊世代とよばれる世代が、75才以上となる2025年には、総人口における高齢化率はピークを迎えるとも言われています。

もちろん、医療の発達によって、平均寿命も上昇。

2019年、男性の平均寿命で81.41歳、女性では87.45歳。

(厚労省 令和元年簡易生命表の概況より「平均寿命の年次推移」参照

とは言っても、医療に生かされるのではなく、いかに、自らの意思で、健康に過ごしていけるか。

健康住宅を提供していますが、老後の生活が不便なく、快適に過ごせるように、間取りや設備はもちろんのこと、断熱・気密、家の性能も重要です。

ただ、どんなにピンピンコロリを願っていても、やはり、年々、人の身体は衰えていくものです。

筋力は20代をピークに落ちていき、60代では、最大40%も低下すると言われています。

筋力の衰えや、視力の低下、感覚やバランスの障害によって、【転倒】の危険性も多くあると言います。

その転倒の危険性が恐怖心となり、活動量が低下、さらに筋力の低下、、、という負のスパイラルに進んでしまう可能性も。

2019年、転倒や転落による緊急搬送は約67,000人。

転倒が発生した場所の1〜3位は、室内(リビング・寝室、玄関・勝手口、廊下)、転落の1位は階段とのこと。

家づくりでは、この外的要因である箇所をいかに少なくするかということも考えながら進めることが大切です。

無添加計画では、このような実体験をされた方を実際にリハビリで支えてきた、作業療法士のヨシローさんをアドバイザーとして、住宅の設計やリフォームのアドバイスに活かせる体制を整えています。

健康を維持する住宅性能は当たり前となり、さらに、自然と襲いかかる老化によるリスク対する「安全持続性能」という部分にも、目を向けてみることにしました。

なにも特別なことはありませんが、当たり前のことを当たり前に、です。

詳しい基準、取り組みは、各担当者までお気軽にお問い合わせください。

 

それでは、また明日。

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瀬野 剛史

瀬野 剛史

TAKESHI SENO

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