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そのリフォーム、本当に夏涼しく、冬暖かい家になりますか?
2018.4.30
今住んでいる夏暑く、冬寒い家をどうにかしたい。
こう思っている方は、とても多くいらっしゃるはずです。
では実際、どうすれば夏涼しく、冬暖かい家になると思いますか?
夏はシェードやサーモスクリーンなどが設置できれば、それなりに効果はあります。
それでもまだ暑かったり、それだけでは冬は寒いまま。。。
建替える?リフォームする?
つまり、「涼しく暖かい家にしてほしい」と業者さんにお願いすることになります。
しかし、数十~数百万円かけるのに、何の知識もなく業者さんの言われるがままにやるのは、ちょっと危険です。
例えば、冬の時期。
上はダウンジャケット、下は短パン、という変わった服装の人がいたとします。
そして、この人は「寒い」と言っています。
怒らないで、次の質問にお答えください。
問1. この人が暖かくなるには、どうすればいいと思いますか。
怒らないでください。
正解は「ズボンをはく」です。
正解率は120%だと思います。
「もっとぶ厚いダウンジャケットを着る!」という選択をする方はいないはずです。
では次の問題。
築年数が古く、断熱性能が低い、アルミサッシの窓がある家があったとします。
問1. この家を冬暖かい家にするには、どうすればいいと思いますか。
断熱材を入れる?サッシを断熱仕様のものにする?床下も断熱する?
ズボンをはく、という答えのように、コレ!という答えは出ないはずです。
これは、プロである建築業者やリフォーム業者ですら、正確に理解していないことが多々あります。
「それなりの断熱材を入れて、サッシをそれなりの断熱仕様のものにすれば、暖かくなるはずだ。」というのは、正しい答えでしょうか?
これは、「ダウンジャケットをぶ厚くして、ズボンをはけば、暖かくなるはずだ。」というのと同じことで、もしかしたらダウンジャケットをぶ厚くしなくても、ズボンをはくだけで十分に暖かくなるかもしれないのです。
つまり、優先順位はズボンであり、ダウンジャケットの厚みではない、ということ。
これが曖昧な業者さんがとても多くいるのです。
さらに、それなりの断熱材を入れて、サッシをそれなりの断熱仕様のものにすると、室温は何度になるのか?
冬の朝の室温が無暖房で0℃から8℃に上がったとして、それは暖かいと言えるのか?
暖房費は月々いくら下がるのか?
以降20年住むとして、イニシャル・ランニングコストに見合うリフォームになるのか?
また、暖かい、涼しいなどの快適さには個人差があり、湿度なども関係します。
私たちが提案する、夏涼しく、冬暖かい家にするリフォーム。
それは、今お住まいの家の温度を計測するところから始まります。
現状を把握した上で、夏や冬、何℃の部屋で過ごされたいか、ご希望の室温を伺い、今のお住まいの温度をご希望の温度にするにはどうすれば良いか、なにをする必要があるのかを算出します。
そして、家の構造や断熱性能、サッシの種類・大きさ・数、気流止めの要不要など、様々な要因から算出されるデータをもとに、根拠のあるご提案をいたします。
本当の意味で、夏涼しく冬暖かい家に住みたい方。お気軽に弊社までお問合せくださいませ。