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あなたの知らない地震に強い家のつくりかた
2016.9.19
皆さんが家を建てる際に気になることは何ですか?
価格?
使っている素材?
デザイン?
営業マンの人柄?
すべて大切なことですが、耐震性はどうでしょう。
「もちろん気にするから、ちゃんと聞くよ」
という方がほとんどだと思います。
地震対策として耐震、免震、制震などいろいろありますが、
一番分かりやすいのが、国が定める耐震等級でしょう。
あなたが、どこかの建築会社で、
「ウチの会社は一番レベルが高い”耐震等級3″で建てるから大丈夫です。」
と言われたとします。
これを聞いて、どう思いますか?
建築基準法の1.5倍の強さとか、よく分からないけどなんとなく強そうだから
「じゃあ安心かな」
と思われる方が多いと思います。
お気づきの方も多いと思いますが、そうです、安心ではありません。
そもそも耐震等級とは?
■耐震等級3とは
数百年に一度程度発生する地震力の1.5倍の力に対して倒壊・崩壊しない程度
等級が2になると1.25倍、等級1だと1倍と下がります。
ここで大事なのは、何倍うんぬんではなく、「数百年に一度程度」という部分。
記憶に新しい、今年4月に発生した熊本地震。
短期間のあいだに震度7が2回、6強が2回、6弱が3回発生しました。
耐震等級が指すのは「数百年に一度」=数百年に1回という意味です。
しかし、熊本地震では上記の通り、
東日本震災に関しては直下型ではないにしても、
マグニチュード6以上が累計100回以上も発生しています。
実際、熊本地震では耐震等級2や3の建物も、一度目の震度7には耐えました。
しかし問題なのが2度目以降の大きな地震でした。
2度目以降の地震で建物が損傷したのです。
TV報道でも何度か目にしましたが、熊本地震で避難所に退避された方は皆、「倒壊はしていないけど、いつ崩れるか分からないから家に帰れない。」というような話しをされていました。
この言葉が、どういう意味か。
これはつまり、
地震がおさまっても、その家に住めない。
ということなのです。
この方がどのような建物にすんでいたのか(耐震等級の有無など)は不明です。
しかし、耐震等級2や3を取得した建物が損傷しているのは事実です。
70年に一度くると言われる関東の大地震。
1923年の関東大震災以来、90年以上たちます。
想像してみてください。
あなたが明日から避難所で生活することになったら。
プライベートも何もない、段ボールで仕切られた空間で数週間生活することになったら。
ようやく避難所から仮設住宅に移動しても、隣の家の目覚まし時計で目が覚めるほど壁が薄い部屋で、数年間過ごすことになったら。
私たちは東日本震災の発生から4年間、毎月炊き出しに宮城県の女川町に行っていたので、被災地の方のつらさや思いを聞きました。
今年の7月には熊本県の西原村に炊き出しに行きましたが、夏は暑く、冬は寒い、壁の薄い仮設住宅は女川町と同じです。
自分自身が被災者になる想像はつき難いですが、必ず関東に地震はくると言われています。
まずは地震のメカニズムを知る
ということで、結論。
耐震等級2や3の建物でも、連発する大地震には耐えられません。
理由は明白。
連発は想定していないから、です。
では、どうやって地震対策をすればいいのか。
そもそも、地震が起こると、なぜ建物は損傷するのか。
「え?揺れるからでしょ?」
と怒られそうですが、その揺れにも2種類あり、
そのうちの1種類が建物を損傷させる原因となるのです。
まずは地震のメカニズムを知り、どうやって地震対策をすればよいのか。
新基準の地震対策をご覧ください↓ (弊社ホームページの地震対策特集です)
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