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梅雨の湿気対策には「漆喰」を!換気をプラスして不快な梅雨ストレスを吹き飛ばそう【コラム】
2021.7.12
梅雨の湿気対策に「漆喰」がおすすめ!
日本の夏は高温多湿。
特に6~7月にかけては、湿度が高く、ジメジメと蒸し暑い日が続きますよね。
そんな不快な梅雨の時期を乗り越えるには、漆喰の塗り壁がおすすめです。
漆喰は、一般的なビニールクロスよりも、吸湿効果が高いため、湿度の高い季節も快適に過ごすことができるんです。
ほかにも漆喰ならではの様々なメリットがあります。
漆喰の塗り壁で湿気対策を行い、不快な梅雨ストレスを吹き飛ばしましょう。
今回は、梅雨時期の湿気対策になぜ漆喰がおすすめなのかについてご紹介します。
梅雨の時期はなぜ湿度が高くなるの?
そもそも、なぜ夏は、他の季節に比べてこんなに湿度が高いのでしょうか?
それは、空気中に含むことのできる水分量が、温度によって変わるからです。
冬のように、気温が低ければ低いほど、空気中の水分量は少なくなります。これにより、空気がカラカラに乾いた状態になります。
一方、夏のように気温が上昇すると、同じ量の空気であっても、多く水分を含むことができます。
そのため、仮に湿度が同じであっても、気温が低い冬よりも、気温が高い夏の方が体感として湿度が高いと感じるようになるのです。
湿気対策になぜ「漆喰」が効果的なの?
近年、リノベーションやDIYでも漆喰といった塗り壁材の需要が高まって来ていますが、なぜ漆喰だと、ビニールクロスよりも湿気対策ができるのでしょうか?
それには以下のような理由が関係してきます。
① 漆喰は調湿効果が高いから
漆喰は、非常に吸放湿性能に優れている壁材です。
室内が乾燥していれば、水分を放出して補い、室内が湿っていれば、余分な水分を吸い取ってくれるのです
これにより、一年中一定の湿度を保つことができ、梅雨のジメジメとした不快さも感じることがありません。
② 漆喰は結露やカビ・ダニを防いでくれるから
先述したとおり、漆喰は吸放湿効果に優れています。
このため、結露を防ぎ、カビ・ダニの発生も防いでくれます。
カビやダニが多く繁殖してしまうと、室内の空気も汚れ、シックハウス症候群などを引き起こす危険もあります。
また、木造住宅の場合であれば、カビ・ダニの発生は、建物そのものの寿命も短くしてしまいます。
私たちの健康はもちろんですが、家という大きな財産を守る為にも、漆喰で結露や湿気対策をしたいですね。
③ 嫌な臭いを吸着してくれるから
漆喰は、強アルカリ性成分でできています。
そのため、主に酸性の臭いに効果的!
たとえば、夏の汗や皮脂汚れ、キッチン周りから発せられる生ごみ臭などもしっかりキャッチし、吸着・消臭してくれるんです。
梅雨の時期は、洗濯物を部屋干しするご家庭も多いですから、生乾きの嫌な臭いも気にならなくなるでしょう。
④ 断熱効果も高いから
漆喰には断熱効果もあるため、夏場の外の熱気から室内を守ることもできるんです。
外気の温度に左右されないので、エアコンを過剰に使うこともありません。
夏は、1年の中で電気代の使用量が高くなる傾向にありますが、そのほとんどがエアコンの使用によるものだそうです。
断熱効果が高い漆喰ならば、そんな夏の電気代も節約できるので、家計の負担を軽くすることもできますね。