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夏も冬も快適に過ごせる理由|自然素材の家の「調湿」と「断熱性能」について

お客様から「自然素材の家って、夏は暑くないんですか?」「冬は寒くないですか?」と聞かれることがあります。

実はその逆で、自然素材の家は夏も冬も快適に過ごせる仕組みを持っています。

その理由は、素材そのものの調湿性能と、設計段階から考え抜いた断熱性能にあります。

今回は、自然素材が生み出す快適な空気の秘密についてお話しします。

 

調湿する素材がつくる“心地よい空気”

自然素材の一番の特徴は、「呼吸する素材」であることです。

無垢材や漆喰(しっくい)は、湿気が多いときには空気中の水分を吸収し、乾燥しているときにはそれを放出します。

この“吸って・吐く”働きが、室内の湿度を自然に調整してくれるのです。

たとえば梅雨時期。

外が蒸し暑くても、自然素材の家の中はベタつきが少なく、カラッとした空気を感じられます。

また冬場には、乾燥しすぎず、喉や肌にもやさしい環境を保ってくれます。

私自身、住まいに自然素材を取り入れてから、冬の乾燥による不快感や、梅雨のじめじめした感じがほとんどなくなりました。

これはエアコンや加湿器に頼らず、素材が自ら空気を整えているからです。

 

素材の断熱性が“快適温度”を守る

快適さを支えるもうひとつの要素が断熱性能です。

無添加建築設計では、自然素材の良さを活かしつつ、断熱材の選定や施工精度にもこだわっています。

断熱性が高い家は、外気の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かい。

つまり、エアコンをあまり使わなくても快適に暮らせる家になります。

また、断熱性能が高いことで室内の温度差が少なくなり、ヒートショックなどの健康リスクも減らせます。

これは、見えない部分で“家族の安心”を守る大切な性能です。

 

素材がつくる“自然な快適さ”を大切に

私たちが家づくりで大切にしているのは、「なるべく機械に頼らず、素材の力で快適にする」ことです。

どんなに高性能な機械を入れても、時間が経てば交換やメンテナンスが必要になります。

一方、自然素材の調湿と断熱は、年月を重ねても働き続ける“自然の仕組み”です。

エアコンを強くかけなくても、空気がやわらかく、家全体に落ち着いた心地よさが広がる。

そんな住まいを設計することが、私たち無添加建築設計の使命だと考えています。

 

まとめ|“自然とともに暮らす”家が本当の快適さ

自然素材の家が快適な理由は、特別な設備ではなく素材の力と設計の考え方にあります。

湿度を整える調湿性と、室温を保つ断熱性。

この2つをしっかり備えた家こそ、季節を問わず心地よく、そして長持ちする住まいです。

無添加建築設計では、自然素材の特性を活かしながら、快適さと省エネを両立する家づくりをご提案しています。

→ [家づくりのご相談はこちらから]

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WRITER

紅葉 翔太

紅葉 翔太

Koyo Shota

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